こんにちは!
連日熱戦が続く兵庫県大会は、早くも4回戦までの日程を消化し、ベスト16が決定しました!大会前、僕はベスト16予想をしていたのですが、結果から言うと今年は16校中10校しか的中できませんでした。ここで、これまでの各ブロックの結果を振り返り、今後の展望を見ていきたいと思います。どうぞ宜しくお付き合いください!
早速ですが、ブロック①から順に振り返っていきましょう。
①明石商(的中)②姫路西(的中)
ブロック①は、予想通り明石商が勝ち上がりました。
ブロック②も、予想通り姫路西が見事ベスト16に進出しました。公立の超進学校でありながら、野球強豪校のような勝ち上がりっぷりに目を見張りました。また、対抗してくると見ていた市西宮が初戦で敗退したことは予想外でした。
③育英(的中)④社(的中)
ブロック③は予想通り、4回戦で第1シードの育英と第2シードの市尼崎が激突し、育英が勝利してベスト16に駒を進めました。昨夏、まさかの初戦敗退を喫した育英ですが、今年はその悔しさをバネに力強いチームに成長しているようです。
ブロック④は、予想通り社が勝ち上がりました。実力のある洲本、対抗馬の津名の淡路勢が必死に抵抗し最後まで苦しめましたが、あと一歩及びませんでした。
⑤明石南(外れ)⑥神港学園(的中)
ブロック⑤は予想を大きく外し、明石南が勝ち上がりました。第1シードの東播磨、第2シードの武庫荘総合ともに早々に敗れる結果となりました。
ブロック⑥は予想通り、神港学園がノーシードから勝ち上がりました。展望していたように初戦の北条戦、2回戦の八鹿戦と苦しみましたが、ここを勝利して波に乗りましたね。
⑦報徳学園(的中)⑧神戸国際大附(的中)
ブロック⑦は予想通り、報徳学園が圧巻の強さを見せて勝ち上がりました。舞子、姫路工、星陵ともに実力のあるチームですが、すべてコールドで破っており、チームの調子の良さが窺えます。
ブロック⑧も予想通り、神戸国際大附が勝ち上がりました。ブロックの大きな山場と見ていた神戸国際vs滝川の一戦はやはり僅差の好ゲームになりましたが、神戸国際が地力で勝りました。
⑨加古川北(的中)⑩甲南(外れ)
予想が難しかったブロック⑨ですが、ここは予想通り加古川北が勝ち上がりました。
ブロック⑩は予想を外し、甲南が勝ち上がりました。有力と思われた神戸弘陵は、3回戦で西宮今津に惜敗しました。4回戦は西宮今津が終盤までリードしていましたが、甲南が9回裏に3点差をひっくり返す逆転サヨナラで5回戦進出を決めるという熱戦となりました。
⑪滝川第二(外れ)⑫東洋大姫路(的中)
ブロック⑪は予想を外し、滝川第二が勝ち上がりました。流石と言うべきか、やはり地力のあるチームです。予想した明石は初戦でまさかの敗退を喫しました。このブロックでは、北兵庫の雄・豊岡の健闘が光りました。
ブロック⑫は予想通り、東洋大姫路が勝ち上がりました。打撃陣にはまだ所々硬さが見られますが、投手陣は盤石のようです。
⑬神戸学院大附(外れ)⑭三田学園(外れ)
個人的に最も予想が難しかったブロック⑬ですが、終わってみれば第1シードの神戸学院大附が順当に勝ち上がる結果となりました。実力的に他のチームより一枚上手だったようですね。予想した彩星工科は硬さが見られ、実力を十分に発揮できなかった印象です。
ブロック⑭も予想を外し、三田学園が勝ち上がりました。ここは西脇工と三田学園の激突と予想していましたが、その西脇工がまさかの初戦敗退となり、三田学園がチャンスをものにする形となりました。
⑮兵庫(外れ)⑯須磨翔風(的中)
ブロック⑮は予想を外し、兵庫が見事勝ち上がりました。このブロックは出場9チームすべての実力が拮抗していたようで、結果を見ると僅差の接戦ばかりであり、まさに”死の組”だったと言えるでしょう。長年兵庫大会を見てきましたが、ここまで接戦だらけのブロックはかなり珍しく、非常に興味深かったです。
ブロック⑯は、予想通り須磨翔風が勝ち上がりました。初戦となった六甲アイランド戦は延長までもつれこむ大接戦となり、危うく敗退してしまうところでしたが、なんとか凌ぎましたね。
気になる今後の展望は?
今年の兵庫のトップ集団として名前を挙げていた報徳学園、社、神戸国際大附、明石商、須磨翔風、東洋大姫路の6校は、見事ベスト16進出を決めました。また、第1シードで勝ち残ったチームは16校中10校であり、これは昨年と全く同じ数となっています。ここまではまずまず順当な結果と言えるでしょう。
ベスト8をかけた気になる5回戦の組み合わせですが、以下の通りとなりました。
春季大会でも感じましたが、今年の兵庫はトーナメントのバランスがこれまでにないぐらいとれており、上記のトップ集団6校はここでもうまく分かれる抽選結果となりました。これはどこが勝ち上がっても準々決勝以降も十分に楽しめそうですね。
4回戦までを振り返ると、やはり目立つのは報徳学園の強さでした。打撃陣がかなり好調のようで、なおかつ投手層も頗る厚く、継投を重ねることで今朝丸くん、間木くんの2枚看板はここまで少ない投球回数で済んでおり、余力をまだまだ残していることでしょう。5回戦以降もこの調子を維持できれば、優勝へ一気に突き進む可能性が高いと感じます。
報徳の対抗となる神戸国際も、力強さを発揮しています。残念ながらエースの津嘉山くんに登板機会はありませんでした(恐らく今後もない)が、佐野くん、中村くん、山本くんといった投手陣が好投を見せ、打撃陣も調子を上げてきそうな印象です。チームの支柱である津嘉山くんも代打でヒットを放つなど活躍を見せ、勝利に貢献しています。
社、明石商、須磨翔風、東洋大姫路も、それぞれ課題をうまく修正しながら順当に勝ち残っており、優勝争いは熾烈を極めそうです。
その他、姫路西、育英、滝川第二なども良い具合に仕上がっている印象で、上位校を脅かす存在として注目ですね。
果たして、1週間後に歓喜の渦に包まれるチームはどこになるのでしょうか。非常に楽しみです!
大会が終われば、また総括の記事を投稿したいと思います。ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
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