【全国】2023 春季大会 結果まとめ ☆6/11更新

入道雲と甲子園球場 高校野球

こんにちは!

今年も夏の行方を占う春季大会が全国各地で開催され、本日(6/11)をもって全ての日程を終えました。ここで、残っていた地区を含めた全ての最終結果をチェックしていきたいと思います。

明石球場写真

北海道

優勝は北海、準優勝は北海道栄という結果となりました。

東北(New)

東北大会は、宮城と今年の開催県の岩手から3校、その他の県から2校ずつ、計14校が出場しました。

都県チーム(カッコ内は県大会順位)
青森八戸工大一(1)、八戸学院光星(2)
岩手花巻東(1)、一関学院(2)、盛岡第三(3)
秋田明桜(1)、秋田商(2) 
山形鶴岡東(1)、日大山形(2)
宮城仙台育英(1)、仙台商(2)、仙台第一(3)
福島聖光学院(1)、日大東北(2)
東北大会出場校

決勝戦は八戸学院光星vs仙台育英という、甲子園常連校同士の対戦となりました。接戦の末、優勝は八戸学院光星、準優勝は仙台育英という結果となりました。

プロ注目スラッガー、佐々木麟太郎くん擁する花巻東は準々決勝で敗退しましたが、夏の甲子園に出場すれば佐々木選手の注目度はますます高くなりそうですね。

(トーナメント表はコチラ

関東

関東大会は各都県2位までが出場し、今年の開催県の神奈川のみ3校出場しました。

都県チーム(カッコ内は都県大会順位)
茨城常総学院(1)、土浦日大(2)
栃木作新学院(1)、文星芸大付(2)
群馬健大高崎(1)、明和県央(2)
山梨甲府工(1)、山梨学院(2)
埼玉昌平(1)、浦和学院(2)
千葉専大松戸(1)、木更津総合(2)
東京帝京(1)、関東一(2)
神奈川慶応(1)、相洋(2)、横浜隼人(3)
関東大会出場校

(トーナメント表はコチラを参照ください)

優勝は健大高崎、準優勝は木更津総合という結果となりました。

強豪校が出揃っただけあって、今大会は接戦が多かったようですね。2回戦では帝京が終盤までもつれる展開の中、9-8でセンバツ王者・山梨学院を下しています。

神奈川県大会で旋風を巻き起こした注目の相洋ですが、関東大会でも大健闘したようです。初戦は栃木の名門・作新学院を相手に、9回裏になんと3点ビハインドから同点に追いつき、10回裏に1点をもぎ取ってサヨナラ勝ちしています。準々決勝では専大松戸と対戦し、惜しくも1点差で敗れましたが、その実力が本物であることを神奈川だけでなく関東中に見せつけました。夏の神奈川県大会も非常に楽しみですね。

北信越(New)

北信越大会は各県1位が出場し、今年の開催県の石川のみ4校が出場しました。

都県チーム(カッコ内は県大会順位)
長野上田西(1)
新潟帝京長岡(1)
富山富山商(1)
石川星稜(1)、航空石川(2)
小松大谷(3)、遊学館(3)
※3位決定戦なし
福井丹生(1)
北信越大会出場校

トーナメント表はコチラを参照ください。

今大会の1回戦では、帝京長岡以外の勝者が全て石川県勢となってしまい、さらに決勝戦は星稜vs航空石川という、石川県大会の決勝と同じカードとなりました。まさに石川県大会をやり直しているような展開となってしまいました。

そんな決勝戦ですが、航空石川が県大会のリベンジを果たし、星稜を下して優勝しました。夏の石川県大会も面白くなりそうですね。

東海

東海大会の今年の開催県は岐阜で、各県2位までが出場しました。

都県チーム(カッコ内は県大会順位)
静岡加藤学園(1)、日大三島(2)
愛知東邦(1)、至学館(2)
岐阜県岐阜商(1)、大垣日大(2)
三重いなべ総合(1)、津商(2)
東海大会出場校

優勝は加藤学園、準優勝は県岐阜商という結果となりました。(トーナメント表はコチラを参照ください)

加藤学園は甲子園常連校との接戦を次々とものにし、見事初優勝を果たしました。夏の静岡県大会でも本命に挙げられることでしょう。

近畿

近畿大会は各県1位が出場し、今年の開催地大阪のみ3校出場しました。

都県チーム(カッコ内は府県大会順位)
滋賀近江(1)
京都京都国際(1)
奈良智弁学園(1)
和歌山市立和歌山(1)
大阪金光大阪(1)、大阪桐蔭(2)
近大付(3)
兵庫報徳学園(1)
近畿大会出場校

優勝は智弁学園、準優勝は金光大阪という結果になりました。

1回戦(準々決勝)では、センバツ準優勝の報徳が4-7で市和歌山に敗れ、センバツ4強の大阪桐蔭も6-8で智弁学園に敗れるなど、波乱が起きています。大阪桐蔭は大阪大会決勝でも金光大阪に敗れており、珍しく公式戦で2連敗を喫しています。これは、実に90試合ぶりの連敗だそうです(驚) なお、大阪桐蔭の世代ナンバー1サウスポー、前田悠伍くんはこの春季大会でベンチ入りすらしていません。怪我や不調ではなく、チーム力を上げるための策だそうなので、安心してください。

トーナメント表はコチラを参照ください。

中国(New)

中国大会は各県1位が出場し、今年の開催県の山口のみ4校が出場しました。

都県チーム(カッコ内は県大会順位)
岡山岡山学芸館(1)
広島広陵(1)
鳥取鳥取城北(1)
島根大社(1)
山口高川学園(1)、宇部鴻城(2)
下関国際(3)、柳井(4)
中国大会出場校

優勝は広陵、準優勝は宇部鴻城という結果となりました。中国の雄・広陵が実力を発揮したようです。

広陵のプロ注目スラッガー、真鍋慧くんは今大会も大活躍だったようです。

トーナメント表はコチラを参照ください。

四国

都県チーム(カッコ内は県大会順位)
香川高松商(1)、丸亀城西(2)
徳島阿南光(1)、城東(2)
愛媛帝京第五(1)、松山商(2)
高知明徳義塾(1)、高知(2)
四国大会出場校

トーナメント表はコチラ

四国大会は徳島で開催され、各県2位までが出場しました。

決勝は高知県大会決勝の再戦となり、明徳義塾が優勝、高知が準優勝という結果になりました。

香川県大会準決勝では、共に今年のセンバツに出場した英明と高松商が対戦し、11-8英明リードで迎えた9回裏に高松商が4点を入れて大逆転サヨナラゲームとなりました。

個人的には、長らく甲子園出場から遠ざかっている愛媛の古豪・松山商が2年連続で県大会決勝まで勝ち進んでいるところが興味深いです。夏の甲子園で松山商を観たいというオールドファンはきっと多いはずですので、今後の活躍に期待です。

九州

都県チーム(カッコ内は県大会順位)
選抜出場校沖縄尚学、長崎日大、海星、大分商
福岡福岡大大濠(1)、西日本短大付(2)
佐賀佐賀北(1)
長崎大崎(1)
熊本有明(1)、文徳(2)
熊本商(3)、城北(4)
大分大分舞鶴(1)
宮崎日南学園(1)
鹿児島鹿児島城西(1)
沖縄日本ウェルネス沖縄(1)
九州大会出場校

トーナメント表はコチラ

春季九州大会の出場枠は、福岡2校、今年の開催県・熊本が4校、それ以外の県が1校ずつ、さらにセンバツ出場校の4校という内訳となりました。

九州大会決勝は、春夏通じて甲子園未出場の熊本王者・有明が大分王者・大分舞鶴を16-3の大差で下し、初優勝しました。この有明の快進撃は、春季大会における現時点での最大のサプライズではないでしょうか。戦力十分といった感じの勝ち上がり方ですので、夏の熊本大会も制覇し、甲子園初出場を果たすことができるのでしょうか。期待が高まります。

また、近年沖縄県内で必ずと言っていいほど上位に進出し続けている日本ウェルネス沖縄も、沖縄大会を制しており、今後注目の高校となってくることでしょう。

いよいよ夏開幕!

以上で、各地の春季大会結果まとめを終わります。今月、全国各都道府県で夏の選手権大会の抽選が行われ、ついに今年の夏が開幕します。これからがいよいよ本番です!春季大会で得た経験や失敗を、各チームが夏にどのように活かすのか、注目ですね。一年で一番ワクワクするこの季節、今年も思いきり楽しみましょう!

筆者プロフィール
この記事を書いた人
しんのG

高校野球を年間60~90試合ほど現地観戦している関西在住の高校野球ファンです。近畿の高校野球の話題を中心に、ライト層からコア層のファンまで楽しめるような有益なブログを目指して投稿していきたいと思います。
また、音楽も好きなので、音楽関連の想いも綴っていきたいと思います。宜しくお願いします。

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