2023年 春季兵庫県大会 途中経過と展望

入道雲と甲子園球場 高校野球

センバツも終わり、今年も全国で春季大会が始まりました。春季大会は直接甲子園に繋がる大会ではありませんが、各チームが夏に向けて経験を積み、様々な選手がレギュラーの座を競い合う絶好の機会であり、また、夏の選手権のシード権を奪い合う大会でもあります。まさに夏の行く末を占う戦いとなるため、ファンは目が離せませんね。

ここで、我らが兵庫県大会の4/23現在までの試合結果を確認し、注目選手や見どころ、今後の展望などを読み解いていきたいと思います。

トーナメント表については、兵庫県高校野球連盟のHPなどでご確認下さい。

明石球場写真

大会方式おさらい

春季及び秋季の兵庫県大会は、本大会の前に地区大会(予選)が行われます。県下の高校を地区ごとに分割し、県大会出場校を決定する方式となっています。地区は阪神、神戸、播淡、西播、但丹の5地区に分割され、さらに複数のブロックにトーナメントを細分化して各ブロックの代表校を決めます。また、前年秋の近畿大会に出場した3校は推薦校として地区大会が免除され、本大会からの出場となります。

こうして各ブロックを勝ち上がった高校(34校)に報徳学園、社、神戸国際大付を加えた計37校が今年の本大会への出場を決めました。

なお、春季大会にはありませんが、秋季大会では敗者復活戦も採用されています。

1回戦 結果

勝ちスコア負け
育英2-0加古川西
東播磨6-1市川
市西宮10-7
(EX10TB)
武庫荘総合
飾磨工4x-3関西学院
八鹿2-0姫路西

2回戦 結果

勝ちスコア負け
神戸弘陵11-1 (6C)明石清水
三田学園6-3神戸第一
滝川第二10-3 (8C)上郡
三木8-0 (7C)篠山鳳鳴
須磨学園10-3 (7C)篠山産
神戸国際大付8-0 (7C)西脇工
須磨翔風5-3東洋大姫路
小野8-5甲南
14-5 (8C)育英
東播磨6-4西宮東
市西宮13-4 (7C)高砂
市尼崎11-0 (5C)仁川学院
神戸学院大付10-0 (5C)
明石商5-1姫路南
報徳学園7-0 (7C)飾磨工
宝塚西7-4八鹿

3回戦 結果(4/23時点)

勝ちスコア負け
神戸弘陵7-2三田学園
神戸国際大付10-0 (6C)須磨学園
滝川第二5-1三木
須磨翔風9-7小野

見どころと展望&注目選手

4/23時点で、ベスト8が4校決まりました。ここまでの結果を見ると、特に波乱はなくまずまず順当といった感じで、実力校が着実に勝ち上がっている印象です。特筆すべき点を挙げるとすれば、例年僅差の接戦が多い兵庫県大会ですが、今大会は大差のつく試合が多いですね。実力上位校と中堅校の差が以前よりも開いているのかもしれません。

センバツに出場した報徳、社と推薦校の神戸国際は、久々の公式戦ということで難しさもあったと思いますが、順当に初戦を勝利しました。この3チームは調子が良さそうなので、今後も軸となってくるでしょう。特に、神戸国際は相変わらず投打ともにまとまりがあり、盤石の強さを誇っているように感じました。センバツ準優勝の報徳は当然優勝候補筆頭に名が挙がりますが、センバツでエースナンバーをつけていた盛田投手がセンバツの準決勝序盤を最後に全く投げていない点が気になります。センバツで活躍した今朝丸くん、間木くんといった投手陣の踏ん張りが、優勝へのカギを握るでしょう。この2チームに、社、滝川第二、明石商あたりがどのような戦いを挑んでくるのかが見ものです。

注目選手を投手から挙げると、昨夏から注目を集めている、沖縄からやって来た神戸国際の2年生・津嘉山くんは今後の活躍も楽しみな選手です。滝川第二のエース・坂井くんも、速球と鋭いスライダーが特徴のプロ注目の好投手です。須磨翔風の2年生エース・槙野遥斗くんも評価の高い好投手です。この槙野くんの2学年上のお兄さん・時斗くん(現・中央大)もかなり評判の投手でした。加えて、東播磨の長身右腕・原田くんも現在注目を浴びる投手の一人です。

野手は、センバツでも大活躍だった報徳学園の堀くん、石野くんにこれからも要注目です。神戸国際の主砲・加門くんもバッティングセンスが光っており、打席を観るのが非常に楽しみな選手の一人です。

今大会、ネットニュースなどで話題に上がった選手が、甲南の衣斐(えび)くんです。この衣斐くん、なんとあの有名歌手・西田ひかるさんの長男だそうです。22日の対小野戦には西田さんもG7スタジアムに足を運んだそうで、この試合で衣斐くんはなんとホームランを放ちました。僕は西田ひかるさんが西宮在住ということも、息子さんのことも知らなかったので、これはちょっとした驚きでした。(笑)

(おわりに)シード権の行方と”ノーシード爆弾”

例年、夏の兵庫県大会は16のブロックに分かれて4回戦までを戦う方式となっており、それぞれ9~10チームから成るブロックのトーナメントの両端に第1、第2シードが位置し、2回戦から登場します。夏のシード権は、春季大会でベスト16に入ると第1シード、ベスト32で第2シードが与えられます。今大会、67年ぶりに県大会に進出し話題となった超進学校・灘は、第2シードを獲得しました。

夏のシード権を獲得できなかった強豪校=通称“ノーシード爆弾”というのが毎年必ず出てきますが、今年の場合は神港学園、市川あたりがこれに当てはまるでしょうか。この”ノーシード爆弾”と同じブロックに入ると厳しい戦いが続くことになり、ライバルたちにとっては厄介でしょうが、大会を盛り上げる大きな要素となります。前・履正社監督の岡田新体制となって2年目となる東洋大姫路も、第2シードの中では面白い存在となりそうです。

次回は本大会が終わってから、大会を振り返っていきたいと思います。GWも春季大会に要注目ですね!

筆者プロフィール
この記事を書いた人
しんのG

高校野球を年間60~90試合ほど現地観戦している関西在住の高校野球ファンです。近畿の高校野球の話題を中心に、ライト層からコア層のファンまで楽しめるような有益なブログを目指して投稿していきたいと思います。
また、音楽も好きなので、音楽関連の想いも綴っていきたいと思います。宜しくお願いします。

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